機内食がおいしいことで有名なシンガポール航空。
海外旅行で航空会社を選ぶ際に、機内での食事が美味しいかどうかはみなさんにとって大きな判断材料になるのではないでしょうか。
時間や行き先によってメニューは異なりますが、シンガポール航空が誇るビジネスクラス、エコノミークラスそれぞれで提供される機内食を紹介していきたいと思います。
ビジネスクラス、エコノミークラスそれぞれこだわりぬかれたメニューをぜひお楽しみください。
シンガポール航空機内食比較
エコノミークラス
シンガポール航空エコノミークラスの機内食は、行き先や便、昼食と夕食のメニューによって異なります。
東京成田発
- 焼き鳥と鶏つくね丼
季節の野菜とご飯を添えて - ビーフ ルンダン
マレーシア風牛肉の煮込み料理 - 赤魚の中華風ジンジャーソース
中華野菜とビーフン
- 稲荷寿司 または メロンパンもしくはアンパン
SQ635便では、銀座木村屋クリームメロンパンまたは飾り稲荷寿司 (海老と玉子といくら、チキンと山菜)
SQ639便では、銀座木村屋アンパンまたは飾り稲荷寿司 (海老と玉子といくら、チキンと山菜)
- サーモン塩焼き 生姜御飯とともに
玉子焼き、お野菜、椎茸 - チーズ スクランブルエッグ
ベーコン、アスパラガス、トマト、ハッシュポテト - チキンの中華風ジンジャーソース
中華野菜とビーフン
午前に出る便のシンガポール航空のエコノミークラスの機内食は昼食が出ます。
2種類のメニューから選択します。
また午後日本を出るシンガポール航空のエコノミークラス、プレミアムエコノミークラスの機内食は3種類です。
日本発のシンガポール航空は夜に日本を出て早朝の時間にシンガポールに到着という便も多いです。
その場合は機内食として提供されるのは朝食です。
着陸前の時間は食事をとることができないので朝食が提供される時間は到着の2時間前くらいの時間です。
ビジネスクラス
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「ブック・ザ・クック」
シンガポール航空のビジネスクラスの機内食は、まさに本格的なレストランで食べているような感覚にさせてくれる豪華メニューです。
というのも、世界各国の著名シェフを集め、インターナショナルカリナリーパネルによるシンガポール航空オリジナルのメニューを提供しています。
出発の24時間前までにお好きなメインコースを選択します。
東京成田発
- 鶏肉のプロシュートとマッシュルーム詰め クリームソース
カブ、ほうれん草、ポテトの蒸し煮添え - 牛ヒレ肉のグリル バジルペスト
- 海鮮ブイヤベースとスパゲッティ
- 魚介類の蒸し煮 豆板醤ソース
- 鶏肉とナスの鴫焼き(しぎ焼き)、白飯
- ちらし寿司(機内の室温で提供されます。)
- スズキのフライ ガーリックソース、ミックス野菜、ビーフン
- マグロのグリル 酢味噌添え
- 和風ビーフカレー
- 醤油ラーメン
- 牛肉の豆鼓醤炒め、中国野菜の盛り合わせ、チャーハン
- 鰻の蒲焼
こちらの中から選択したメニューがメインコースとして機内で提供されます。
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機内食の提供時間、タイミングは?
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- おしぼり
(離陸後すぐに)
↓ - ウェルカムドリンク
↓ - アペタイザー
(離陸後1時間ほど)
↓ - メインディッシュ
↓ - デザート
といった順序でコース料理はすすめられていくようです。
シンガポール航空機内食で受けられるサービスは?
ベジタリアン
一般的なベジタリアンミールの場合、1種類のみのご用意なのですが、シンガポール航空の場合、3種類のベジタリアンミールがあるので、選べるのが嬉しいです。
- ベジタリアン・インディアンミール(AVML)
厳格ではない菜食主義者向けのお食事。通常、スパイスの効いたインド料理風に調理されます。肉類、魚介類、卵は含まれません。乳製品を含む場合があります。 - ベジタリアン・ジャインミール(VJML)
ジャイナ教徒のお客様向けのお食事。通常スパイスの効いた、インド料理風で調理されます。肉類、魚介類、卵、乳製品は調理に一切使用されません。タマネギ、にんにく、生姜、マッシュルーム、根菜類も含みません。 - ベジタリアン・オリエンタルミール(VOML)
肉類、シーフード(魚介類)、卵、乳製品を含まないお食事で、通常、中華風に調理されます。
ベジタリアン・ビーガンミール(VGML)
肉類、魚介類、卵、乳製品を含まないお食事で、通常、洋風に調理されます。 - ベジタリアン・ラクト・オボミール(VLML)
厳格ではない菜食主義者向けのお食事で、通常、洋風で調理されます。卵、乳製品を含む場合がありますが、一切の肉類および魚介類を使用しません。
キッズミール
スイート、ファースト、ビジネスクラスをご利用のお子様(2歳~11歳)が対象の、シンガポール航空独自の機内食サービス「ヤミー!」のお食事は、お子様のために特別に用意されます。
フライトの24時間以上前までに、オンライン、シンガポール航空コールセンターまたは予約した旅行会社での申し込みが必要です。
- チャイルドミール・フォー・インファント(CHMLI)
2歳未満の幼児向け。「ポスト・ウィーニングミール(PWMLM)」や「ベビーミール(BBML)」よりも量が多めです。軽めのソースとともに、やわらかく食べやすいお食事です。 - チャイルドミール(CHML)
2歳から7歳までのお子様向け。大人向けの食事よりも少量です。お子様のお好みに沿ったメニューで、かみやすく食べやすい、消化のよいお食事です。 - ベビーミール(BBML)
1歳未満の乳幼児のお子様向け。3つ(主食、野菜、デザート)の瓶詰めのベビーフード です。(1瓶あたり約80~110g) - ポスト・ウィーニングミール(PWMLM)
1歳から2歳までの離乳後の幼児のお子様向け。ベビーミールより量が多めです。噛みやすく食べやすい、消化のよいお食事です。
宗教食
- ヒンドゥー・ノンベジタリアンミール(HNML)
肉(仔羊肉、鶏肉)や魚、または乳製品を含む、菜食主義者向けではないお食事。牛肉、仔牛肉、豚肉、魚の燻製または刺身を消費しないヒンドゥー教徒のお客様用のノンベジタリアン食です。通常、スパイスやカレー風味で調理されますが、様々な調理方法やスタイルがあります。 - コーシャーミール(KSML)
ユダヤ教の食事戒律に従って調理され、予めパックし密閉されたお食事。肉類を含みます。 - ユダヤ教徒のお客様向けの軽食(KSRFM)
お食事はユダヤ教の食事戒律に従って調理し、ご提供いたします。 この予めパックされた軽食(密閉されています)には肉類が含まれます。 - モスレムミール(MOML)
アルコール類、豚肉、豚肉食品の副産物、ハム、ベーコンを調理に一切使用しないお食事。様々な調理方法やスタイルがあります。
各種制限食
- ブランドミール (BLML)
胃に刺激を与える食品を調理に使用しない食事。こしょう、チリパウダー、ココア、アルコール等の刺激物を含みません。 - ダイアベティックミール(DBML)
砂糖を調理に使用しません。塩は制限された量のみ使われます。 - フルーツプラッター(FPML)
新鮮なフルーツで構成されたお食事。
グルテン・イントラントミール(GFML)
小麦、ライ麦、大麦、ぬかを一切使用しないお食事。またこれらの麦類が含まれる食品も使用しません。 - ローファットミール(LFML)
動物性脂肪、脂肪分の多い食品を使用しないお食事。エビ、鶏皮類などのコレステロールの高い食品や、揚げ物類を含みません。低脂肪の乳製品(スキムミルクやカッテージチーズ)や低脂肪肉、植物油は使用されます。 - ローラクトースミール(NLML)
低乳糖食。牛乳、固形乳、乾酪素、チーズ、クリーム、バター、ラクトース(乳糖)、マーガリンを含む食品を使用しないお食事。 - ローソルトミール(LSML)
塩や塩分を元来含む食品、およびその加工食品(ベーキングパウダー、ソーダ、MSGなど)を使用しない、または調理する際の使用量を制限したお食事。 - ノン・ストリクト・ナッツフリーミール(NFMLA)
ピーナッツや豆類を含まないお食事。ご希望の際には、シンガポール航空予約センターに連絡する必要があります。
その他
- ジャパニーズミール (JPMLM)
和食。スイートおよびファーストクラスをご利用のお客様にご注文いただけます。飛行時間が2時間以上のシンガポール発および一部路線のフライトが対象です。ご希望の際には、シンガポール航空予約センターにご連絡ください。 - シーフードミール(SFML)
魚介類を使用したお食事。 - ノン・シーフードミール(NSFML)
甲殻類、軟体動物、魚、またはその一部を一切含まないお食事です。
このように様々な種類の特別食がありますので、ご希望に合ったものを機内で食べることができますね。
予約制なので必要な方は事前に手配するようにしましょう。
シンガポール航空機内食変更の予約方法は?
パソコンから航空券を予約するときにあわせて機内食を選びます。
その際に希望の特別食を選択すれば、確実に予約をすることができるのです。
それ以外では、空港のチェックインカウンターで申し込むことができるのですが、出発3時間前までに予約が必要で数も限られているので注意です。
出発3時間を過ぎていても、希望の特別食が余っている場合対応してくれる場合もあるのですが、確実ではないので、パソコンから予約をしなかった場合は、早めに空港で手続きをするようにしてください。
シンガポール航空機内食はおいしい?
シンガポール航空の機内食は、新鮮で彩り豊かな食材を使っているので、美味しいと好評です。
日本発でも、成田発、羽田発、大阪発、福岡発でメニューが異なり、日本発着の便全体ではクオリティの高い和食を楽しむことができます。
パンも温めて提供してくれたり、エコノミーの飛行機内にいながらも、本格的なお食事を堪能でき満足度が高いです。
また、シンガポール航空の機内食は、減圧室で調理して試食するこだわりがあり、機内食とは思えないハイレベルなクオリティなので、安心して食べることができます。
そして、エコノミークラスでもビジネスクラスの場合でも、和食を楽しむことができます。
機内食の和食と聞くと、あまり期待ができなさそうなイメージが強いですが、シンガポール航空の和食メニューは大変美味しいと人気です。
特にビジネスの和食は旅館で提供されるようなメニューで口取、焼き物、煮物、酢の物、お椀など本格的です。
「日本のご家庭の味」をテーマにしたメニューを日本発フライトにてご提供されますので家庭の味を空の上でも楽しむことができます。
時期や便によっては、ラーメンやすき焼き、ちらし寿司など、日本人が好きなメニューも入っています。
やはりどこの国を訪れても日本食が恋しくなってしまいますよね。
機内で日本食を堪能できるのは日本人にとって大きなポイントとなるのではないでしょうか。
シンガポール航空機内食を食べた人の口コミ
シンガポール航空の機内食です。
インターナショナルと和食を選べました。
写真はインターナショナル。米はタイ米でパラパラでピリ辛。
ちなみにこのあとハーゲンダッツも配布されました。
写真はないですが、おつまみのナッツも大変美味しかったです。 pic.twitter.com/7SLFhum7AU— ブレザー (@Admire_Suit) 2018年10月25日
いろいろな人の口コミを参考にしての選択しましたが、間違いなくおいしい!
ほかの方にも絶対におすすめしたいと思いました。
ロブスターは大きくて身がぷりぷり。添えてあるサフランライスもおいしかったです。
シンガポール航空は初めて使いましたが、行きも帰りも大満足のサービスでした。
みなさんそろって美味しかったとの感想ですね。
日本人の口に合った料理は嬉しいポイントです。
まとめ
- シンガポール航空の機内食はおいしいと評判ですが、特にビジネスクラスはレストランでの食事のような本格的な料理を提供しています。
- 特別食は航空券予約時に一緒に予約しておくこおをおすすめします。
- ビジネスクラスのメインディッシュは事前に予約することができるため、他の航空会社のように人気のメニューがなくなって選択できないということもありません。
- 機内ではお子様のお食事も事前に頼むことができるので赤ちゃん連れの方も離乳食の心配をしなくて良いので安心です。