フィリピンの観光地であるセブ島は、今や人気のリゾート観光地です。
今年の休みにセブ旅行を計画されている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、セブ島旅行の前に知っておきたい治安情報について、事例と対策を2019年の最新情報でご紹介いたします。
注意していただきたいポイントはパターン化されているので、知識をつけて現地では思いっきり楽しみましょう。
セブ島の2019年最新治安状況は?
セブ島の治安はそこまで悪くはありません。
ただ、フィリピンは開発途上国であり、日本の治安とは大きく異なるので、私たちは気を付けるべきことがあります。
実際、命に関わるような事件は滅多にありませんが、日本人がスリや置き引き、タクシー等の運賃トラブルに遭ってしまっているのが現状です。
しかしながら、不安になりすぎたり、旅行を控えたりする必要はありません。
これからご紹介するパターン化された最低限のこと守っていれば、事件に巻き込まれる可能性は低く、治安を心配しながら過ごす必要はありません。
現地に滞在中は、最低限の「注意心」を持ち、思いっきり楽しみましょう!
セブ島で気をつけるべく事件とは?
セブ島旅行で日本人が被害に遭いやすい犯罪事件は3つです。
パターン化されているので、きちんと把握することが対策に繋がります。
頭に入れておきましょう。
スリ
セブ島、コロンストリート付近。スリ、浮浪者などが多く危険地帯と言われがちだが、古い建物や街並みに引き込まれる。 pic.twitter.com/MqrQhWvc51
— Xuto@セブ島駐在中 (@Xuto15) 2017年9月28日
セブ島で最も起こる軽犯罪がスリです。
日本人は警戒心が薄く、お金を持っているので非常に狙われやすいのです。
最近は手口が巧妙であるので、しっかり警戒する必要があります。
スリで狙われやすいのは「路上・ジプニー(乗合バス)・カフェやレストラン」の3つの場所。
以下の行動を注意しましょう。
路上でのスリは、いわゆるストリートチルドレンによるスリ被害です。
財布や、高価で売れるiPhoneや携帯、時計が狙われます。
集団でスリを実行するのでたくさんの子供たちに囲まれないように要注意してください。
声をかけてきたり、落とし物だよ、と物を差し出してきたり、私たちの注意をひき、その間に盗られることが多いです。
対策は、「目線をあわさない」「相手にしない」「鞄は前に抱えて持つ」「最低限の貴重品だけを持つ」「ズボンや上着のポケットに物をいれない」を守っていれば強引に物を盗ることはないため問題ありません。
ジプニー(乗合バス)を乗車する場合も上記の通りに対処しましょう。
ただ、そもそもジプニーに乗ることはおすすめできません。
時間帯によってはかなり混雑し、隣の人と体が接触する状態になるので、スリの恰好の場所となります。
よほど旅慣れている人でない限りは、乗車は控えたほうがいいでしょう。
スリに気を付けるべき最後の場所はカフェやレストラン。
楽しくて美味しい食事に日本人の緊張がゆるんでいる状態になってしまいます。
食事中に席を立つ際は、机の周りに鞄や携帯を置きっぱなしにするなんてことは絶対にNGですよ。
荷物は何処へ行くときもあなたと一緒に行動させてください。
リスクを自ら増やさないためにも、「同席している人に見といてもらう」こともやめておきしょう。
トランプ詐欺(ポーカー詐欺)
これは、昔から有名なトランプを使った賭博詐欺です。
「こんなの引っかかる人いる?」と思うような簡単な詐欺にもかかわらず、被害に遭っている人がいるので要注意です。
基本的にはパターン化されていて、「流暢な日本語で話しかけてきたりなどをして親日アピールをしてきます→仲良くなってきたら場所を変えようと提案してきます→トランプゲームに誘われて、最終的に巨額のお金をかけたトランプゲームで負けてしまう」という流れです。
まずは、「場所を変える」という提案で怪しいな!と気づいてその誘いに乗らなければ問題ありません。
こんな人には要注意です。
しつこく追ってくることもないので、サラリとお断りしましょう。
タクシーでの運賃トラブル
セブ島あっちぃ😫
タクシー運転いくらチップ取ってくの😫 pic.twitter.com/YUxSGBoNsH— Yo-Hei®️FD2×JW5(22) (@yoppi_UVER_FD2) 2018年6月13日
現地の移動でタクシーを利用する人は多いはず。
ただ、観光客を狙った詐欺もあるのできちんと注意する点を確認して乗車しましょう。
まず、セブのタクシーはほとんどがメーター制ですので、チェックする点は、
- 行先を伝える前に(乗る前に)メーター制か確認すること
- 走り出したらメーターをスタートさせたかチェック※メーターを使わず過重請求してくることもあるからです
- 支払い用に小銭を用意しておきましょう。※大きな額のお札しかない場合、お釣りがないと言う理由で、お釣りがもらず口論になるケースがあります。
以上最も多い3つの事件をご紹介しました。
知っておけば防げるものばかりですので、きちんと理解しておきましょう。
セブ島子連れ旅行で気をつけるべきエリアは?
セブ島は先述したことを守れば、基本的に子連れでも安心して楽しむことができますよ。
ただ、セブ島はまだまだ開発途上国ですので、小さなお子様はリゾートホテルで過ごすことをおすすめします。
リゾートエリアを離れた市内エリアは治安面・衛生面・交通状況など、日本と比較すると良いとは言えませんので、なるべく、セキュリティーがしっかりしたリゾートホテルでの滞在がベターでしょう。
滞在型のリゾートホテルはホテルと周辺だけで十分楽しめるように、レストランはもちろん、遊具付きプール・テニスコート・ミニゴルフなど、お子様も楽しめる多くの施設やイベントがあるので安心ですよ。
セブ島子連れ旅行で気をつけるべきことは?
治安事情と合わせて、衛生面も気をつけましょう。
プールやホテルの水道水を飲まないように注意してください。
水道水を沸騰してそのお湯を使った食べ物や飲み物を飲むこともだめですよ。
日本とちがって水道水は飲めませんのでうっかり飲んでしまったということがないようにしましょう。
また、滞在中は合わせてミネラルウォーターやソフトドリンクなどの水分をストックしておきましょう。
セブの日差しは非常に強く、日本の3倍程度の紫外線があります。
水中で泳いでいるとお子様は特に気づきにくい分、脱水症状になりやすいでまめに水分をとらせてあげてくださいね。
日焼け止めや、念のための体温計も必須ですよ。
セブ島で女性が気をつけるべきエリアは?
マンゴーストリート周辺
シヌログ2019 アヤラモールからマンゴーストリートに行こうとしたらこの混雑ぶり😅#シヌログ2019 #セブ島 #留学 pic.twitter.com/SwrXoky4UM
— 語学学校NILS@セブ島 (@NilsCebu) 2019年1月23日
マンゴーストリート周辺はナイトクラブや飲み屋、ビキニバーなど夜遊びスポットです。
ストリートチルドレンや売春婦、ドラッグの売人が集まる場所。
町自体が混沌としているので要注意です。
コロン周辺
セブ島はコロンというセブ島一貧しくデンジャラスな地域。
初めてのセブ島の初日連れて行かれて(その時はその場所のことを知らなかった)、
あとでここの恐ろしさを聞いてゾッとした😂
“ピアスは耳ごとちぎられる説”
“銃で脅され、追い剥ぎに遭う説”
“生きて帰れない説”
etc… pic.twitter.com/fI4OcwpgjG— Kenyatta大統領@OSAKA (@kenreinvent11) 2018年11月4日
コロン・パシル・デュルホファティマは特に危険、ホームレスの人が沢山いてドラッグなどの売買もされているので決して近づかないようにしてください。
SMモールの周辺
セブ島きて1週間!
今日はゆういつ楽しみな休日の1日目
子供たちと遊んでその後ゴミ山いって観光してめちゃくちゃでかいショッピングモールいって充実した!!
ゴミ山はいままで嗅いだことのないような激臭で死ぬかと思った笑
やっぱりフィリピンは貧困層が激しくてかわいそうだなっておもった pic.twitter.com/Zn6R3607tx— 村山 敬義 (@takayoshi46) 2016年12月10日
SMモール内は安全ですが周辺にはホームレスの集落があります。
あまりモールの周辺から外れたところは歩き回らないようにしましょう。
セブ島で女性がが気をつけるべきことは?
女性ならではの注意点も。
まずは、服装です。
せっかくのリゾートだから服装も豪華に!と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、街中で肌の過度な露出や、派手な服装、高価な装飾品などには十分に気を付けてくださいね。
自ら危険を呼び寄せないようにしましょう。
そして、単独行動は決してしないこと。
また、上記に記載したエリアを複数であっても女性のみでうろつくのは危険なので決してしないようにしてください。
セブ島旅行で所持するべきものは?
紫外線が非常に強いので、日焼け止め、サングラス、日焼け防止用の軽くはおれる上着があればなお良しです。
また、楽しい海外旅行中にトラブルに遭うことは想定したくありませんが、トラブルに遭ってからどこに連絡して何をすべきか・・・等と調べるのでは遅いですよね。
海外保険や病院等、緊急連絡先は日本で確認しておくことをおすすめします。
まとめ
- セブの治安はそこまで悪くないが、スリや運賃トラブルなどの軽犯罪が多い。
- 詐欺の事例はパターン化されているので、事例把握し対策を知っておけば回避できる。
- 危険なエリアはマンゴーストリート、コロン周辺・SMモール周辺
- 子連れでもリゾートホテルの施設内であれば安全に過ごせるが、衛生面だけは注意すべき
- 女性の一人歩きや華美な格好は控えるべき
- 紫外線が非常に強いため熱中症対策は必須