機内食に定評があり、エアライン満足度調査では3年連続の総合1位を獲得している世界的にも有名なシンガポール航空。
そんなシンガポール航空のビジネスクラス、プレミアムエコノミーがいったいどのようなサービス内容なのか、今回ここではそれぞれ比較しながら紹介していきたいと思います。
またラウンジはどのクラスを予約すれば利用できるの?と疑問に思っている方も多いと思いますのであわせて紹介していきます。
シンガポール航空の魅力をお楽しみください。
シンガポール航空プレミアウムエコノミーとビジネスクラスの違いは?
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サービスの違い
- 優先チェックイン
- 優先搭乗
- 優先手荷物取り扱いサービス
- 手荷物:40kg
- 予約時の座席指定: 無料
- NEWビジネスクラスではこだわりのフルフラットベッドでくつろぐことができます。
スコットランド製レザーにダイアモンドスティッチを施した28インチのシートは、お休みの際には78インチのフルフラットベッドになり、大きな枕、フレッシュなベッドリネンに包まれてごゆっくりと過ごすことができます。 - 18インチの高解像度タッチスクリーン式モニターとノイズキャンセリング・ヘッドホンがセットになっています。将来のフライトのためにお客様のプレイリストとお気に入りを保存できる最新鋭のシステムです。ハリウッドからボリウッドまで、そしてその他のあらゆる地域から、1,000以上のエンターテインメントを取り揃えています。
- ビジネスクラス専用の化粧室にはペンハリガンの高級化粧品が用意されています。
- 手荷物:35kg
- 予約時の座席指定:無料(エクストラレッグルーム・シートを除く)
- 優先チェックイン
- 優先搭乗
- 優先手荷物取り扱いサービス
座席・シートの違い
- ビジネスクラス
スコットランド製レザーにダイアモンドスティッチを施した座席は高級感があり、横幅は71.1cmと業界最大級。座ってみると、そのゆとりに驚きます。約198cmのフルフラットベッドになるので、睡眠もばっちり。電源やUSBポートなども完備され、各種収納も充実しているので、長時間フライトも快適に過ごせます。 - プレミアムエコノミー
高級感のある革張りのシートに座席幅は最大49.5センチ、前の座席との間隔は96.5センチと女性や男性が座っても楽々足を伸ばすことが出来ます。
また座席にはレッグレストとふくらはぎまで休めることのできるカーフレストが装備されており、最大20センチのゆとりのリクライニングと、96.5センチのシートピッチでゆったりとくつろぐことができます。
モニターは13.3インチでとても大きく、タッチパネル式。座席横にあるリモコンもタッチパネルになっており、こちらでも操作可能です。
また角度を変えることも可能なので、見やすい角度に変えてお楽しみいただけます。
機内食の違い
- ビジネスクラス
京都の老舗料亭「菊乃井」の村田吉弘氏など、世界の著名なシェフで結成された「インターナショナル・カリナリー・パネル」のメンバーが創り出しています。
上空約1万メートルでは地上と味覚も変わるため、それも計算してメニューを考案。
機内という特殊な環境において、最高の味になるように、味付けや調理を工夫しています。
機内食を公式ホームページから事前予約できる「ブック・ザ・クック」というサービスも好評です。
料理は、洋食、和食、中華、シンガポール料理、マレー料理、タイ料理など、路線によってさまざまです。
- プレミアムエコノミー
プレミアムエコノミーには「プレミアムエコノミー ブック・ザ・クック」という機内食を事前に指定できるというサービスがあります。
元々、シンガポール航空の機内食は満足度が高いことで有名ですが、さらにこちらを美味しく、事前に自分好みの機内食が選択できるというものです。
ビジネスクラスもプレミアムエコノミークラスでも共通して事前予約ができるので機内食に関しては満足度が高い項目になるのではないかと思います。
チャンギ国際空港シルバークリスラウンジの利用はできる?
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原則としてシンガポール航空もしくはスターアライアンス便で実際にビジネスクラス以上に搭乗する方しか入室できない、まさに上級ラウンジです。
ビジネスクラスを利用すれば、帰国時や乗継時にシンガポール・チャンギ空港で「シルバークリスラウンジ」が使えるのもメリットですね。
ラウンジにはシャワーも完備されており、空いていれば予約なしで使えるのも、常夏シンガポールではうれしいかぎり。
搭乗前に汗を流せば、機内でもよりぐっすり休めます。
ラウンジでは温かい食事を楽しむことができ、飲み物の種類も豊富。
シンガポールの高級ティーブランド「TWG(ティーダブリュージー)」の紅茶も飲めます。
1番気になる航空券チケット金額の違いは?
2019年8月13日-16日での一番安いチケット価格を比べてみました。(シンガポール航空HP 2019年5月19日時点)
ビジネスクラス:241,670円
プレミアムエコノミー:138,670円
約10万円の違いでした。
日程やシーズンによって異なってはきますが、1.2.3月で検索してみても約6万円〜約10万円の差となっていました。
数時間乗っているわけですから出来れば快適な座席を利用して行きたいですよね。
エコノミークラスは手狭でサービスも物足りない、ビジネスクラスは予算外という方にプレミアムエコノミーはオススメです。
数万円の違いですが、高く感じる方やそれほどだと感じる方など捉え方は様々だと思います。
機内でのひと時が旅の中でも重要なポイントとなる方は数万円プラスしてワンランク上のサービスをぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。
マイル利用する場合は何マイル必要?
シンガポール航空にマイルを使って乗るには
- クリスフライヤーのマイルを貯める
- スターアライアンスのマイルを貯める
この2種類になると思います。
しかしシンガポール航空の上級クラスはANAマイルでは予約ができなくて、シンガポール航空のマイレージプログラム「クリスフライヤー」のマイルを貯める必要があります。
ANAマイルでのシンガポール航空特典航空券の予約は、
- スイートクラス予約不可(A380のみスイートクラス導入)
- ファーストクラス予約不可
- ビジネスクラス一部の古い機材(A330等)のみ予約可
という状況なので、上級クラスにマイルを利用した特典航空券で搭乗したい場合は「クリスフライヤーのマイル」を貯めるしかありません。
シンガポール航空はスターアライアンスに所属するアジアで中核エアラインの1社です。
NAとのコードシェアを始めマイルの相互利用ができて便利に使えます。
上級会員になるとライフスタイルを向上することのできるマイレージとは別の組織「PPSクラブ」への資格を得ることが出来て、旅の多くの場面での特典サービスを受けることができます。
また、予約に必要なマイル数は、ご旅程の特典航空券の種類や客室クラスの組み合わせによって変わります。
また、空港税や手数料などのサーチャージも、旅行の日付やフライトの種類、通貨の変動レートなどに基づいて変わります。
(シンガポール航空HPのマイル計算ツール検索2019年5月19日時点)
- ビジネスクラス
特典のタイプ:Business Saver Award Ticket
94,000 マイル
特典のタイプ:Business Advantage Award Ticket
140,000 マイル - プレミアムエコノミークラス
特典のタイプ:Premium Economy Saver Award Ticket
69,000 マイル
まとめ
- 機内食はビジネスクラスとプレミアムエコノミーはメニューは違いますが、共通して事前予約をすることができる
- シルバークリスラウンジはファースト、ビジネス利用者のみ利用することができます
- 価格の差は約6万円から10万円程でしたので、時期によっては数万円の違いでビジネスクラスを利用することができる