SPGアメックスカードを所持しているみなさん。
今気になっているのは、すでに米国やカナダで始まっているマリオットボンヴォイアメックスへの変更ではありませんか?
日本でも2020年まもなく変更されるとされています。
今までのサービスは変わってしまうのか?気になるところですよね。
米国のマリオットボンヴォイアメックスを紹介しながら、日本版がどのようになるのか予想していきたいと思います。
マリオットボンヴォイがアナウンスしていることにも触れながら、ご紹介しましょう。
マリオットボンヴォイアメックス変更のきっかけは?
SPGアメックスからマリオットボンヴォイアメックスに変更になったきっかけは何だったのでしょうか。
スターウッド・ホテル&リゾートがマリオット・インターナショナルによって買収されたのが2016年のことでした。
2018年になって、両社の会員向けプログラムが統合され、「Marriott Bonvoy(マリオットボンヴォイ)」という名称でサービスが始まります。
それが一足先に米国とカナダでマリオットボンヴォイアメックスとして発行されているということです。
日本でも近い将来カードデザインや名称が変わることとアナウンスされていますが、まだ正式なネーミングやデザインは明らかになっていないのが現状です。
米国版マリオットボンヴォイアメックスの特徴は?
米国版マリオットボンヴォイアメックスは、年会費が95ドルです。
マリオットボンヴォイのステータスはシルバーエリートになります。
ただし35,000ドル以上の利用で、ゴールドエリート資格が得られます。
この点では日本のSPGアメックスの方が条件は良いと言えますね。
ホテル利用では1ドルごと6ポイントが付き、通常のカード利用では、1ドルごとに2ポイントが付きます。
カードの更新時には1泊の無料宿泊特典が付いてきます。
ただし35,000ポイント以下のホテルに限定されます。
米国版マリオットボンヴォイアメックスは、日本の廉価版のイメージです。
ステータスはシルバーエリートですが、95ドル(約10,450円)で無料宿泊特典があるので、お得感はありますね。
SPGアメックスからの変更で期待できることは?
米国版マリオットボンヴォイアメックスは、SPGアメックスの廉価版に近いということを申し上げました。
実は米国版マリオットボンヴォイアメックスは3種類発行されていて、1つが先ほど紹介したマリオットボンヴォイアメックスで、もう1つがマリオットボンヴォイ・ブリリアント・アメックスです。
最後の1つがマリオットボンヴォイ・ビジネス・アメックスになります。
マリオットボンヴォイ・ブリリアント・アメックスの特典や利用条件が、SPGアメックスよりも良く、日本版マリオットボンヴォイアメックスに入ってくるのではないかと期待されています。
ではマリオットボンヴォイ・ブリリアント・アメックスの特典、利用条件を確認してみましょう。
年会費は450ドルです。
先ほどのマリオットボンヴォイアメックスと比較しても3倍以上の値段ですので、かなり高いと言えるでしょう。
次にマリオットボンヴォイのステータスはゴールドエリートになります。
こちらは日本のSPGアメックスと同等となっています。
75,000ドル以上利用でプラチナエリートになれます。
利用ポイントですが、ホテル利用で1ドル6ポイント、通常利用で1ドル2ポイントです。
これはマリオットボンヴォイアメックスと変わりがありません。
カード更新時には1泊分の無料宿泊特典が付いてきます。これもマリオットボンヴォイアメックスと変わりがありません。
ただ泊まれるホテルが、50,000ポイント以下となりますので、少しランクが上がります。
特筆するところが次の3点です。
1つ目:ホテル利用時に300ドルのクレジットが付与される
2つ目:リッツカールトン・セントレジス利用時のクレジット付与が100ドル
※ただし2泊以上に限定
3つ目:プライオリティパスが同伴者2名まで付与
ホテル宿泊でクレジットが付与されるというすごい特典がついています。
プライオリティパスを付帯したクレジットカードはたくさんありますが、同伴者2名まで無料で使えるのは、アメックス・センチュリオンや楽天ブラックカードなど、ごく一部のクレジットカードのみ。
アメックス・プラチナでさえ同伴者1名までです。
ちなみにプライオリティパスとは空港ラウンジの利用ができることです。
米国版マリオットボンヴォイアメックス・ビジネス版の特徴
米国版マリオットボンヴォイアメックスカードの3つめにあたる、マリオットボンヴォイ・ビジネス・アメックスの特典、利用条件内容も確認してみましょう。
年会費は125ドルとなっています。
ステータスはシルバーエリートで、35,000ポイント以上の利用でゴールドエリートになります。
ホテル利用で1ドル6ポイント、通常利用で1ドル2ポイントは、他の2つのカードと変わりません。
大きく変わるのは、ガソリンやレストラン等の利用で1ドル4ポイント獲得できるという点です。
カード更新時に1泊の無料宿泊特典は同じくついてきます。
35,000ポイント以下のホテルに限ります。
他には60000ドル利用時の無料宿泊特典があり、1泊分、35,000ポイント以下のホテルに限るという特典もあるようです。
日本版SPGアメックスはどうなる?
さて米国版マリオットボンヴォイアメックスの3種類のカードについて紹介していきましたが、2020年に予定されている日本版マリオットボンヴォイアメックスは、どんな内容になるのでしょうか。
SPGアメックスカードの公式ホームページには次のようなコメントが掲載されています。
「Marriott Bonvoyがスタート。スターウッド プリファードゲスト アメリカン・エキスプレス・カードの名称とビジュアルデザインが、もうすぐMarriott Bonvoyに変更されます。
なお、新しいカードをお受け取りになるまでは、現在のカードで引き続きポイントと特典がご獲得いただけますのでご安心ください。」
ということで、詳しい内容には触れられていません。
2020年1月現在、気になる年会費や名称やカード券面、特典内容、変更時期、入会キャンペーンなど、具体的にどのように変更になるのかについては明らかにされていません。
空港などにいるアメックスの営業マンに直接聞いたという方がいて、その方の情報だと、実際の公式発表になるまでは営業マン自身もわからないという前提のもとで、
年会費 | 据え置き |
---|---|
名 称 | ボンヴォイアメックスに変更 |
カード券面 | 変更 |
特典内容 | ほぼ据え置き |
変更時期 | おそらく2020年中 |
ということでした。
米国では3種類のマリオットボンヴォイアメックスが発行されています。
しかし日本で発行されるのは1種類のみで、年会費も特典も現在のSPGアメックスとほぼ変わらないのではないかというものでした。
米国版マリオットボンヴォイアメックスの3種類のカードを見る限りだと、万が一日本のSPGアメックスカードの特典内容がほぼ変わらないとしたら、急ぐことなく入会を検討することをおすすめします。
ただし米国版マリオットボンヴォイアメックスは、種類によって大きく特典内容が異なりますので、日本版マリオットボンヴォイアメックス変更後、特典内容が変わる可能性があれば、今のうちにSPGアメックスに入会しておくのも手かと思います。
新しい情報が分かり次第情報を更新します。
まとめ
- 米国版マリオットボンヴォイアメックスには3種類あり、特典内容や年会費などが大きく異なる
- 日本版SPGアメックスカードに相当するクレジットカードが米国版にはないため、日本版マリオットボンヴォイアメックスの内容がどう変化するか気になる
- アメックスの営業マン情報としては、日本版マリオットボンヴォイアメックスは、SPGアメックスとあまり変わらない条件で利用することができるのではないかというのが現段階の最新情報
\アメックスを紹介して欲しいという方/
↓おちゃこにメッセージを送る方はこちらから↓